広告効果賞2025

広告効果賞とは
この賞は、企業が広告を行う本来の目的である「ビジネスへの効果」を軸に、商品やサービスに対して生活者が抱く、「利用したい」「購入したい」という意向の向上に効果のあった広告を表彰するものです。NRIでは2017年にこの賞を設け、今回が9回目の表彰です。

「広告効果賞2025」各賞受賞作品(各賞別、企業名50音順)

GOLD PRIZE

金賞

■サイボウズ / kintone
選定理由

広告に既存メインキャストに加え新キャストを起用し、文系管理職役としてITの専門知識がなくても「シュシュッ」とアプリを作成する様子や、部門間連携による業務効率化を描写。この演出により、実務者から導入を検討する経営層まで幅広い層で導入意向の向上に成功した。また、OOH(屋外広告)がハブとなり、テレビCMやデジタル広告の効果を補強した。

■第一三共ヘルスケア / ミノン アミノモイスト
選定理由

「敏感肌・乾燥肌ライン」のフルリニューアルにあたり、「敏感な私を、貯水肌へ。」をキャッチコピーに掲げ、新しいキャストを起用するなどコミュニケーションを刷新。ターゲットの購入意向を喚起し、低刺激性処方を守りながら、美容効果が高い敏感肌向けスキンケアランドのイメージ認知を高めた。さらに、車両広告の活用でテレビCMが届きにくい若年層へのリーチを補い、プロモーションの総効果を高めることに成功した。

■ハウス食品 / シチューミクス クリーム
選定理由

温暖化の影響もあり寒い季節が短くなったことを踏まえ、従来の「寒い季節に温かいシチューを」という情緒価値訴求だけではなく、「栄養がとれるからシチューを食べよう」という機能価値をクローズアップ。新たなCMコンセプトを打ち出した。結果として、シチューを食べて栄養が摂れるイメージがテレビCMを中心に伝達し、大きな購入意向が喚起された。

SILVER PRIZE

銀賞

■アサヒ飲料 / ウィルキンソン タンサン
選定理由

「選ばれる刺激」「一流」「歴史ある」といったウィルキンソンならではの本格感を、説得力あるクリエイティブで巧みに表現している。ブランドの王道ともいえる魅力を視聴者へストレートに届けることで、ブランドへの深い共感と好感度を醸成し、確実な購入意向の喚起へと繋げている点を高く評価した。

■久光製薬 / 手掌多汗症
選定理由

特に原因がないのに手のひらに大量の汗をかく「原発性手掌多汗症」を啓発するため、親しみやすいラッコのキャラクターを起用したCMを放映。学校でプリントが手汗で湿ってふにゃふにゃになるなど具体的な場面を描き、「まずは医師に相談を」というメッセージを発信した。若年層や当事者からの共感を得つつ、症状の認知向上や治療意向の促進など幅広い効果が確認された。

■みずほ銀行 / みずほ銀行(新規口座開設)
選定理由

単なる口座開設等のキャンペーンにとどまらず、「青い挑戦」というテーマで新生活を応援する姿勢を伝えたことが魅力に映り、若年層の口座開設意向が上昇。みずほ銀行の「青」が持つさわやか・清廉といった印象がメッセージに合致していることも好印象で、企業カラーというブランド資産を活用した好例といえる。

SPECIAL PRIZE

特別賞

■ファイントゥデイ / uno(ウーノ)のオールインワンシリーズ
選定理由

冬の乾燥対策をフックにコミュニケーションを展開し、高い効果を発揮。サウナやタクシー広告といった強制視聴空間ながらも異なる環境下にあわせて巧みにメッセージを出しわけることで、スキンケアへの関与度が低い層からの広告認知も獲得できていた。