主催

開催日:2016年3月4日

第20回消費者マーケティングデータ研究会

2020年の広告宣伝の"かたち" ~365日の消費者接点のデータから将来を読み解く~

実施レポート

201634日(金)大手町サンケイプラザ4階大ホールにて20消費者マーケティングデータ研究会を開催いたしました。 2007年の第1回から数えて、20回という区切りの研究会を記念して、外部からのゲストもお招きし「2020年の広告宣伝の"かたち"」というテーマで基調講演、パネルディスカッションをおこないました。当日は、企業の広告宣伝部門の方を中心に225名が集まり、アンケートでも非常に高い評価をいただきました。

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2020年の広告宣伝に関する期待

今回、参加申込335、当日の参加者数225となり、今回も非常に多くの広告主の方々にお集まりいただきました。第一部では2020年に生き残る広告宣伝と題して消費サービス・ヘルスケアコンサルティング部インサイトシグナルグループの松本崇雄がご案内いたしました。テレビ、動画広告、サイネージなどのメディアの将来像からクリエイティブや制度まで幅広いテーマを取り扱いました中でも2020年東京オリンピックに向けどのようにメディアが変化していくかに関心が寄せられました。

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日本を代表する3社によるパネルディスカッション

第二部では、今回のセミナーの目玉である「パネルディスカッション"広告宣伝の未来"」がおこなわれました。同じくインサイトシグナルグループ塩崎潤一がモデレーターとなり、実際にシングルソースサービスを利用いただいている大正製薬 梅岡リクルートジョブズ 板澤ハーゲンダッツジャパン 坂東3名の方に登壇していただきました。まずそれぞれの成功事例、失敗事例のご紹介から始まり、よりよい広告宣伝をするために重視している点や、今後2020年に向け注目しているメディアや手法を語り合いました。扱っている商品性の違いはもちろんですが3社ともメディアへの考え方や戦略が少しずつ異なっており、参加者からは「具体的な課題とそれに対する考え方など、非常に幅広くきくことができ大変有益であった」「パネルディスカッションは様々な業種の方を招いて今後も続けて欲しい」など、非常にポジティブな意見が多く寄せられました。

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セミナー概要

2008年から継続的に取得しているシングルソースデータの調査結果をもとに、広告宣伝に関する知見やノウハウを蓄積して参りました。その成果を消費者マーケティングデータ研究会として発表し続け、今回で20回を迎えることができました。今回は20回という区切りの研究会を記念して、外部からのゲストもお招きして「2020年の広告宣伝の"かたち"」という内容で研究会を開催いたします。

デジタル広告の台頭や、テレビの放送形態の多様化など、広告をめぐる環境は大きく変化してきています。その中で、今後、消費者に注目される媒体はなにか、どのような広告が刺さるのかなどについて、研究会の中で発表したいと思います。野村総合研究所のシングルソースデータは1年間365日、消費者のメディア接触、購買行動のデータをとり続けています。このデータをもとに、皆様と一緒に広告宣伝の未来について考えていきたいと思います。

日時 2016年3月4日(金) 15時~17時(14時30分開場)
会場 大手町サンケイプラザ 4階ホール
東京都千代田区大手町1-7-2
JR東京駅丸の内北口より徒歩7分、地下鉄大手町駅より直結
プログラム 第一部:講演 「2020年に生き残る広告宣伝」
第二部:パネルディスカッション 「広告宣伝の未来」
    -大正製薬 部長 梅岡久 氏
    -リクルートジョブズ 部長 板澤一樹 氏 
    -ハーゲンダッツジャパン 執行役員 坂東佳子 氏
定員 400名
ただし希望者多数の場合は、業種によってお断りする場合や 1社あたりの人数を制限、または抽選とする場合がございますので、予めご了承下さい。
対象者 企業の広告、宣伝、販促部門の方、企業の経営企画、マーケ/調査部門の方、広告会社、媒体社の方
参加費 無料(事前登録制)
主催 株式会社野村総合研究所
お問い合わせ先 野村総合研究所 インサイトシグナルグループ
セミナー事務局 松本、井沢
TEL:03-5533-2647  Mail:is@nri.co.jp