広告効果測定

実購買、実利用へのコンバージョン調査

概要

広告の効果は、広告展開の期間中にのみ現れるとは限りません。広告に触れたことによって商品への愛着が増して、その後も継続的に商品・サービスを購入・利用し続けるケースがあるでしょう。また金融商品や医薬品、耐久消費財などは、広告を見てすぐに購入に至るわけではありません。

広告が与える効果を、広告展開後の行動まで含めて評価することによって、広告の費用対効果をより正しく把握することができます。

NRIの通常のシングルソース調査では広告展開の事前・事後にそれぞれ商品・サービスの購入・利用意向を調査することによって効果を把握しますが、その後一定の期間をあけてさらに「追跡調査」を実施し、広告に触れた人の態度が時間を経てどのように変化したのかを把握することによって、実購買、実利用への「コンバージョンレート」を算出します。

この「コンバージョンレート」を使うことによって、広告による効果を長期間でとらえたり、すぐには広告の効果が出にくい商品においても、効果を実購買や実利用に換算して費用対効果を算出することができます。

サービス内容

(調査概要)

  • 調査サンプル:通常の広告効果測定メニューに準拠
  • 調査項目:通常の広告効果測定における「購入実態・購入意向」の質問を1回追加
  • 調査期間:広告効果測定の調査後1カ月程度(サンプルにより調査可能な期間が異なるため、ご相談ください)
  • 設問文:通常の広告効果測定メニューに準拠

アウトプット

①長期にわたる広告効果を算出する場合

広告期間中の効果にコンバージョンレートを掛け算することによって、1ヶ月後、2カ月後の広告効果を推計します。

②すぐには効果が出にくい商材の広告効果を算出する場合

広告展開直後の購入意向と追跡調査での購入実態とを掛け合わせて分析することにより、コンバージョンレートを算出します。金融商品、医薬品、耐久消費財など、すぐには効果が出にくい商品の効果を、売上に換算することが可能です。

費用
100万円~(税抜き)